イノセントワールドの流れを引っ張ってるわけではないのですが、
我が家の息子(2歳)、毎朝姉の見送り時に雪にまみれて、「足がいたーい」と泣いています。
さぁ、あなたはなんて声をかけますか?
「わざと入らない!ズボン濡れるよ!」
「また着替えなくちゃだよ!」
「足痛いってまた泣くよ!」
これ、全部私が思ったことです。
なんでわざわざ時間がない時に、雪深いところに行くんだよっ!みたいなね。
大人はね、ちょっと先が想像できるんです。
「この深さはズボンに雪が付くな。このくらいならセーフだな。」
「また着替えるのは面倒だから、やめておこう。」
これをね、2歳が考えるわけがない!
そこに雪があるんだから。
冷たい、寒いなんて考える間も無く、触ってるんですよ。突っ込んでるんですよ。
だからね、ここを責めてもなんの意味もない。
「ズボンぬれたー。」と言われたら、「じゃあ、どうする?」
「足痛いー。」と言われたら、「じゃあ、どうする?」
この繰り返し。
「だから言ったじゃん!」は、何の解決にもなりません。
自分の行動がもたらした結果に対して次の行動を検討して決めて行く、堅く書くとこの練習の繰り返しなんですよね。
てゆうかさ、
目の前にキレイな海があったら、水着がなくても入りたくなっちゃうよ、私も。
美味しそうなケーキ買って、家まで待てずに車でかぶりついたことがあるよ、私も。
もしビールが飲めるなら、あの溢れそうな泡を見たら乾杯前でも飲んじゃうよ、きっと。
大人も子どもも、本能のままに動いた時って気持ちいい。
それを正論で責められるとダメージが大きい。
大切なのは、先回りして行動を止めることではなく、結果を責めることでもなく、トライ&エラーを繰り返し、自分で判断して次の行動を決める練習をすること。
そう思っていると、無駄にイライラすることは減るかなと思います。
我が子の生態を観察したくなってきますからね。
ま、スキーウェアを着せる、雪用靴にすると言う事前準備があれば、穏やかに見守れますね。