今日の夕方はまさに修羅場でした。
友人宅でワイワイ遊び、お昼寝なしだった、子どもたち。
帰りの車で爆睡。
スッキリ目が覚めればいいなぁと願いつつも、
ぐずって泣くことは想定しておきました。
案の定、娘(4歳)ぐずり泣き。
息子(1歳)はパチッと目を覚まし、キョトン。
泣いている娘の手を引き、なんとか家の中まで来るも、
まだまだ泣き止む気配なし。
息子まで一緒につられ泣き。
靴を脱ぎ、上着を脱がせ、部屋に向かうもずっと大泣き。
完全に想定以上。
今思えば、この時点で10秒娘をギューーっとすれば良かったのですが、
私、その余裕がありませんでした。
「早くお風呂に入りたい。」
いつものスケジュールから遅れることが嫌だったんです。
こっちが本命。
ずっとずっと泣き続ける娘に辟易していたのです。
泣く泣く泣く。
泣く泣く泣く。
ソファにおいで。二人を抱っこするよ、と言っても、
動くことすらせず、泣く泣く泣く。
娘は、私に動いて欲しかったんだと思います。
弟を置いて、私のところに来て!
でも、私、それができなかったのです。
大声で泣いている娘に聞こえるように、という自分を正当化する理由を付けて
大きな声を出しました。
「ソファーにおいで。ママの声聞こえますかーーーーーー。」
そしたら、それにビックリして息子がさらに泣き出しました。
THE 悪循環。
あれ?親勉実践しているのに、なんか親子関係悪くない?
と、思いました??
ふふふ、これが今の私のリアル。
感情的にもなってしまうし、いいかげん、泣きやんでくれ!って思いました。
自分でも思いましたよ、親勉実践できてないじゃん!って。
でもね、肝心なのはここから。
確実に以前と比べて変化があったのです。
それは、
「どうしたら気持ちの切り替えができる?」
と、ずっと問うていたこと。
これは大きな変化です。
以前なら「なんでずっと泣いているの?」とイライラして責めていました。
でもそれって、何の解決にもなりません。
泣いたっていいんですよ、大人も子どもも。
でも、私は自分も含め娘に
「自分で自分の気持ちを切り替えられるようになってほしい。」と思っています。
この軸ができたのが親勉を知ってからなんです。
「どうしたらこの状態を変えられるか。」を考えた時、
今日の私の答えは「お風呂に入る」でした。
なので、二人をしばらくソファで抱っこしながら、
「このままずっと抱っこして座ってたらどうなるかな?」
「お夕飯は食べられるかな?」など質問を繰り返し、
娘はお風呂に入ることに納得しました。
ふぅ。
自分で歩いてトイレに行き、服を脱ぐ娘をよそに、
今度は息子がお風呂に入りたくないとギャンギャン泣き出しました。
服を脱がせようとするも必死の抵抗。
一旦諦めて、娘の体を流し湯船へ。
次は息子、力技で脱がせて湯船へ。
ここからが2つ目のポイント。
湯船に浸かりながら、計量カップで娘の肩にお湯をかけました。
「気持ち切り替えられてえらかったね。」
「お風呂に入れて、えらかったね。」
「自分でトイレに行って服を脱げてえらかったね。」
泣き止んだ息子にも同じようにやりました。
「ちゃんと泣き止めたね。」
「お風呂に入れて、えらかったね。」
そして、自分にもやりました。
「ママもえらかったね。」
「気持ち切り替えられて、えらかったね。」
子ども達にもやらせました。かけさせました。
このお風呂で、私は気付いたのです。
部屋で泣かれている時は「親勉で習ったこと実践できてないじゃん。」って思ったけど、
「私、変わってるじゃん。」って。
最後の締めは、お風呂に貼ってある日本地図に書いてある全国の特産品。
「さぁ、何を食べて気持ちを切り替える??」
「ママは大阪のお好み焼きにしようかな。あ、香川のうどんもいいな。」
さっきまでビービー泣いていた息子が速攻反応して、
「どん?どん?(うどんの意)ここーー!」って指さしてました。
娘もフルーツ攻めで、みんなでいっぱい食べるふりして終わり!
「今日は髪を洗うのも体洗うのもなし!もうあがる!」
と決めたら、私がすごく楽でした。
そしたら、さらにおまけのいいことが。
娘がちゃっちゃと体を拭いて服を着て、息子のズボンまで履かせてくれたし、
息子が姉に「好きーー」と抱きついて二人でじゃれあってるし、
なんだか、ものすごく後味がいいのです。
長くなりましたが、これがオオキ家のリアル。
もっともっと良くなっていける、と思っています。
私が楽に楽しく、こどもも楽しく。
親勉って奥が深い。
ただ、カードで遊ぶだけではないんですよ。
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オオキ キヌヨ (ぬー)