久々の投稿です。


私は飛鳥。中身はみなみ。
てなわけで、暇だからラインのタイムライン
を更新してた佐藤君を呼び出した。
[よっ、どうした飛鳥。]
[別に。暇だったしさ。〇〇遠征に行ってるし。まあ、映画に行こう。]
私は何をやってるんだと今更ながら思う。

映画が終わった。
[面白かったな。まだ時間あるしカフェ
でも行こう。]
[いいよー。おごってね。]
[ほいほい。]
そんなんこんなで、飛鳥の体で普通にデート
してしまっている。
[あのさ、飛鳥、相談なんだけどな。]
[どうしたの?]
[俺、みなみのこと好きなんだよね。で、この前映画行ったんだけど、つまんなそうだった。]
内心めちゃめちゃ嬉しい。けど、飛鳥のやつ
つまんなそうにしてたのか。ボコす。
[違うよ、緊張してただけだって。
みなみも佐藤君のこと好きって言ってたよ。]
こんな簡単に告白できるとは思ってなかった。
[みなみ俺のこと好きって言ってたの?よっしゃー。]
はぁ、早く元に戻りたい。
与沢翼さんという、過去にとんでもない
光を放っていた方がいましたよね。


彼を尊敬とか嫌いとかは思ったことが
ありませんが、彼の努力
1日16-19時間勉強できる能力、その部
分に対してはかっこいいと思いました。

話は変わりますが
なるべく効率的に、物事を進める。
これはきっと、狩猟自体からの知恵だと
思うんですよね。
男は、早く狩りに行って早く帰って
家を守る。そうしなければ、家の人が
狩りから戻って来る前に襲われていたり
するからです。
この、早く狩りに行って早く帰るを実現
するには、確実に獲物がいるときに、万
全の準備、計画をして実行します。
このことから、はるか昔から、人間は効率
を考えてきたことが伺えます。

今の日本、先進国はどうでしょう。
死の恐怖ありますか?滅多にないですのね。
つまり、安全だからこそ
効率云々より、とりあえず行動して、ガ
ムシャラに頑張る。そこが、与沢翼さん
の行動と重なったと感じました。

まあ最終的に、人は死んでしまうのですか
死ぬときって大富豪とも、どっかの国の大
統領とも同じ立場になれる瞬間だと思うん
ですね。

だから、どんなに頑張って上を目指しても
報われない。そうたどしても、死ぬ瞬間は
誰もが同じ地位、ポジションに辿り着くから
決して報われないことはない。
と、思いました。

終わり。
乃木坂46の小説第8章




今日は高校最後の大会の試合だ。
コンディションは最悪。
なぜかって、結局昨日は寝れなかったから
だ。
[なんか疲れてるね大丈夫?]
みなみ、いや飛鳥は全くもって元気だ。
おそらく爆睡したのだろう。こっちは
映画の件で眠れなかったというのに。
[ちょっとね、気合い入れすぎて早起き
しちゃったからかな?]
[ふ〜ん、頑張って!]
こうやって話してると、本当に中身が飛鳥
なのかと疑いたくなるくらい似てきた。し
かし、今日は大事な試合だ切り替えよう。



はぁ、今日も一日暇だなぁ。飛鳥の体になっ
て良かったことは、顔が可愛いこと、誰にも
言ったことはないけど〇〇君の彼女という特
権を手に入れたこと。そう、私は、〇〇君が
実は好きだった。まあ、我慢するけど。
[飛鳥、いつまで寝てるの?起きなさい]
[はーい。]
飛鳥の家の生活については把握出来てきて、
何より昔からの付き合いだから、飛鳥の真
似も完璧だと自負してる。ただ、飛鳥と遊
ぶ友達が少なすぎて、一体何をして過ごそ
うか。そうだ、新しく友達作っちゃお。
佐藤くんか。