夫が持ち帰ってきた容器はシャーレではなく、試験管でした。


私「これ、痰とかの検査で使うやつやん(´・ω・`)」


夫「だからさ(訳:だよね)」



この容器に射精しなければならない夫。

私にはシャーレ以上に想像がつきませんでした。

容器の口の直径は、夫の息子さんにやる気スイッチが入った時の太さに等しく、狙いを見誤れば控えめにいっても惨事です。

採取は当日、チャンスは一度きり。

失敗は許されません。

いざ、採精していただくべく、私は子供たちを買い物に連れ出しました。


休日はお父さん命の子供たちは大層不服そうでしたが、仕方ありません。

普段あまり行かない公園に連れていき、夫からの報告を待ちました。

一時間ほどたったころでしょうか、無事に採精できたとの報告が入ったので帰宅すると、夫は前回同様に憔悴しきった表情で迎えてくれました。