このくらいの季節になるといつも部屋中の窓を開けて眠るんですが
深夜の一時を回ったころであったか
「大きく生きよ」
そう、大声で叫びながら目を覚ます。
夢の内容から解説すると
いつも弱い者を虐めていい気分に浸っている者が
どうらんにも暴力を振るってきたのであわれに思い
その者を胸の中にぐっと抱きしめて、そう叫んだのです。
ちょうどその日は珍しくくよくよ悩むことがあり
自分はどうやって生きるべきか
誰か気高い人からの助言でも欲しい気分であって
夢の中では自分が誰かのためにこの言葉を言ったのですが
実際は誰かが自分のために贈ってくれた励ましに覚えました。
まったくもって胸を打たれてぶるぶると感動し
目が覚めてからもしばらく余韻に浸りぼうっとしていました。
寝起きのために記憶があやふやではあるが
その叫び声は自分の声ではなかったような気までしたのです。
そしてしっかりと何かを抱きしめるように実際腕を組んでいました。
「気高く生きよ」「潔く生きよ」「粋に生きよ」
今はそういったセリフより「大きく生きよ」
まさにこの言葉こそを心から渇望していたようで
こゝろが満たされてびしょびしょに溢れかえってしまいました。
「大きく生きよ」
大きく生きるとは何たる生き様であろう。
ちょうどその日に読んでいた本で
「アファメーション」というものを知った折でしたが
その「アファメーション」というものに深く結びつきそうです。
それについてはまた後日覚えていたら書きますが
今後の人生で何かに悩んでいる人に出会ったとき
つまらない事に執着している人に出会ったとき
そして挫けてしまっている自分に出会ったとき
この言葉を鼻息をはげしく鳴らしながら腕を組んで
したたかに低く美しい声で贈ってあげられたらと思います。
徒まくら処-洞蘭ー[pc/mobile]