BD(blu-ray disc)は、CDやDVDと形状や材質(直径12cm、厚さ1.2mmのプラスチック円盤)はほぼ同じだが、記録容量は片面1層25GB・片面2層50GB と、DVDの1層4.7GBの5倍以上だ(直径8cm、1層7.5GBの小型タイプもあり)。片面2層とは、記録層を2つ重ね、記録容量を倍増させたもの。
大容量のデータを読み書きするため、転送速度(読み書きの速度)は、等倍速36Mbps=4.5MB/s(1秒間に4.5MB)と、DVDの11.1Mbps=1.35MB/sの約3倍。BD-Rは現在6倍速(216Mbps=27MB/s)まで規格化されている。
DVDが波長の長い赤色レーザーに対して、BDは波長の短い青色(青紫色)レーザーを使っていて、より細かく情報を記録・再生している。これが「ブルーレイ」の名前の由来。
ディスクの種類は、追記型の「BD-R」、書き換え型の「BD-RE」、そして読みだし専用の「BD-ROM」。規格が乱立しないように策定された(DVDは-R、-RW、-RAM、+R、+RWなどがある)。

BD の用途はDVDと同じく、ビデオ・パソコンデータ用(ソフト・記録)やゲームソフトなどで、BD-ROMのビデオソフト(BD-Video)の発売やレンタルが始まっているし、プレイステーション3(BD-Video再生可能で、ソフトもBD)、BD-RE/-Rに録画できるビデオレコーダーやビデオカメラ、BD対応の光学ドライブ搭載のパソコンも続々と発売されている。なお、サイズがDVDやCDと同じといったことから、ほとんどのBD機器はDVDや CDにも対応。

その他にも著作権保護技術が改良などがあるが、BDを一言で説明するとしたら「容量が大きくなったDVD」。
これでは「特に急いでBDにしなくても、今はDVDで十分」といった意見も出てきそうだが、冒頭でも書いたように、AV・デジタル機器の進化に「古い規格のDVD」では対応しきれなくなっている。

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