【ヌエ(鵺)って知ってますか?】 | 心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 「日本むかし話」

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【ヌエ(鵺)って知ってますか?】

心ほっこり、聞いて楽しむ絵本 日本むかし話
今日のお話は「ヌエ(鵺)」です。


      【あらすじ】

むかしむかし、仁平(にんぴょう)三年(1153年)の春の事。

京の都の御所の林に、夜になると気味の悪い声で鳴く、
ヌエという妖怪が現れる様になりました。

役人たちは源頼政(なみもとのよりまさ)という
弓の名手にヌエ退治を頼みました。

頼政は役人たちと林で、ヌエが現れるのを待ちました。
でも、今日は夜になってもヌエが鳴きません。

心配した役人たちが、ひそひそと話しをしました。
「頼政殿がいるので、ヌエも警戒しているのだろう」
「鳴かなくては、こんな暗闇で見つける事は出来ないぞ」

ここで、頼政はうなりをつけた矢を、天空に放ちます。

ビュュュューーーーー!
矢は大きな風音をたてて、闇の中へ吸い込まれると、
その音に驚いたのか、ヌエが羽音をたてて
真っ暗な空へと舞いあがったのです。

頼政はその羽音めがけて、すかさず二の矢を放ちます。
 ヒューーン!
 ドサッ!
二の矢は闇の空を飛んで、ヌエを射落としました。
頼政の見事な腕前に、どっと歓声があがります。


人々はさっそく 射落とされたヌエのそばに駆け寄り、
その奇妙な姿を見てびっくりです。

そのヌエの姿とは、頭はサル、体はタヌキ、手足はトラ、
そして尻尾はヘビだったのです。

「鳥の様な物と思っていたが、この様な姿であったのか」
「よし、持ち帰って都の人々にも見せてやろう」
役人たちは、京の町の人々に見せる事にしました。

ところがそれからすぐに、疫病がはやりだしたのです。
「この疫病は、ヌエのたたりかも知れない」
「死んでも、人に害をなすとは」
恐れた役人たちは、死んだヌエを川へ流しました。

そしてそれが流れついたのが、大阪の都島でした。
京からの噂を聞いていた都島の人たちは、
たたりを恐れて、すぐにヌエを塚に埋葬しました。

それが今も大阪の地下鉄都島駅の商店街裏手に残る、
都島のヌエ塚だと言われています。

             【おしまい】


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