こんにちは さちたびブログです
前回まで説明してきた摂田屋地域の中で、私達は
吉乃川 酒ミュージアム 「醸蔵」へ取材に伺いました!
長岡のお酒のひとつとして有名な吉乃川!!
今回は吉乃川株式会社 横本昌之さんにお話をお伺いしました!
インタビューの前に、
酒ミュージアムの展示物について横本さんから解説をしていただいたので、
その様子をお伝えしていきます
吉乃川 酒ミュージアム 「醸蔵」
住所:新潟県長岡市摂田屋4-8-12(吉乃川敷地内)
2019年に誕生した新しい施設です!
吉乃川の歴史がわかる資料や道具が展示されているほか、お酒の販売や、酒造りの工程を体験できるタブレットを使用したゲームを行えたりなど
吉乃川の歴史を堪能できるミュージアムになっています!
「吉乃川」について
吉乃川の創業は室町後期(戦国時代)の1548年。
今年で474年目を迎えます!
蔵元の川上家が酒造業を開始したことが吉乃川の始まりでした。
ミュージアムの「醸蔵」について
この蔵は昔、1階が「瓶詰工場」、2階は蔵人が寝泊まりする場所として使われており、当時ではまだ珍しい鉄筋コンクリート造の総2階建でした。
内部天井は鉄骨を三角状に組む「トラス工法」が採用され、建物は2011年に国の登録有形文化財(建造物)にも登録されました。
▼ミュージアムに改装する前の蔵の様子
緑のツタで覆われていました。
「醸蔵」のネーミングの由来は?
改装前の当時の蔵はかつて「常倉(じょうぐら)」と呼ばれていました。
ミュージアムを始めるにあたり名前を考える際はとても悩みましたが、
元ある名前を大切にしたいという想いから「じょうぐら」の読み方はそのままに、漢字を変えた「醸蔵」が生まれました。お酒を醸している蔵元として、お客様との関係を「醸していく」施設という想いが込められています。
日本酒造りについて
昔の酒造りは、現代の方法に比べて、
より「五感」をたよりに造られていました。
▼蔵人の役職はこのようになっています
日本酒づくりの特徴
日本酒の発酵は、並行複発酵をしています。
(微生物の発酵が1つのタンク内で同時に行われます)
これは日本酒造りならではの特徴だそうです。
ちなみに
こちらのミュージアム「醸蔵」では吉乃川のクラフトビール(※発泡酒)摂田屋クラフトの製造しているところを見ることができます!
ステンレスボトル「カヨイ」について
吉乃川では、お酒を専用ボトルで“おかわり”できる「カヨイ」というサービスがあります。
吉乃川のプレミアムな日本酒をステンレスボトルに詰め、酒蔵からご自宅に直接お届けするサービスになっています。飲み終わった後は、ボトルを返送することでまた”おかわり”ができます!(おかわりは有料)
ステンレスボトルにもこだわりがあるそうです!
長岡の金属加工会社と協力し、約20の工程を経て、独自のボトルを開発。
こうして、長岡の「酒造り」と「ものづくり」のコラボによって展開されています。
さらにこのボトルには、1本1本にロット番号が刻印されており、自分だけの「マイボトル」として繰り返し使用できる仕組みになっています。
直接的なやり取りの中で、お客様とのつながりの場が生まれています。
そこから、お客様同士がリアルでも会ったりと、様々な交流をされているというお話も伺いました。
横本さんから、展示物を紹介、解説をして頂きました。
歴史や豆知識も交えながらたくさんお話ししてくださり、新しい発見ばかりで楽しくミュージアムの見学ができました!
次回からはいよいよ
インタビューの様子をお届けしていきます!
お楽しみに
ハル
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