こんにちは さちたびブログです
さて、今回は前回に続いて沼垂テラス商店街についてお話していきます!
かつてはシャッタ―通りとなってしまっていた現在の沼垂テラスがある通り。
そこから今のような多くの人が訪れる商店街へと再生していった歴史を紹介します。
それまで地元の人からも周りにお墓が多くあることや人があまりいないことなどから怖い、不気味といった印象をもたれることもあったこの通りでしたが、沼垂テラスにおいて2010年が大きな転機となりました!
沼垂で大衆割烹「大佐渡たむら」を営んでいる2代目 田村寛さんが現在沼垂テラスがある場所で惣菜とソフトクリームの店「Ruruck Kitchen」を始めたのです。ぜひこどもたちにも来てほしいという思いからソフトクリームを売ることにしたそうです
田村さんが新しいお店をオープンさせてから1年後、2011年に家具&喫茶店「ISANA」がオープン、
その1年後、2012年に陶芸工房「青人窯」がオープンしました。
1年に1店舗ずつお店が増えていったことで徐々にこの通りに活気が戻りつつありましたそしてメディアなどを含め注目も高まってきました。メディア等で知り沼垂に興味を持った人や実際に訪れた人などから「私も出店したい!」といった出店の依頼が多数寄せられるようになったといいます。
沼垂は魅力がある場所だと確信したと高岡さんはおっしゃっていました。
お店が増え始め、さらに沼垂を盛り上げていけるかのように思われましたが、
ここで大きな壁にぶつかったそうです。
それは、当時の市場の所有・管理していた組合の規約により組合員以外の出店が制限されてこれ以上新しいお店をオープンさせることはできないということでした。
そんな時、当時沼垂テラス誕生のキーパーソンである2代目田村寛さんは組合の方と交流があったため、組合の方から「それならあの通りを買い取ればいいじゃないか」と冗談半分だったかもしれませんがそのような提案を受けました。そして出店希望が集まっている状況などから田村さんが沼垂のために長屋を購入したといいます。
自分のお店を経営するだけでなく、さらに大きな規模で様々なことを考えていかなければならなくなるとても大きな決断だったと想像できますが、地元を再び活気ある街にするという強い思いをもってそれを行動に移していらっしゃる田村さんはすごくかっこいいなと思いました!
そして銀行にお金の相談などをしに行くと興味を持ってもらい融資を受けれられることとなり、2014年3月に現在高岡さんが勤めていらっしゃる「(株)テラスオフィス」が設立されました。
~古くて、新しい沼垂~
長屋を購入し、沼垂地域の活性化を目的として再生プロジェクトを始められたそうです。
ここでしか出会えないモノ・ヒト・空間
というコンセプトで歴史・文化・景観を活かしながらも、新しい人が訪れてくれるような街を目指して様々な活動を行ってきました。
■これまでの取り組み、あらたな取り組み
①沼垂テラス名物を!オリジナル商品づくり・・・「沼ネコ焼」
昔、ネズミの見張り番として猫がいたことからストーリー化された。
②地域の空き家を活用したサテライトショップづくり
新潟ゲストハウス「なり-nuttariNARI-」
③結婚式をプロデュース・・・「沼垂結び婚」
④コワーキングスペース開設・・・「しごと場 灯台-Toudai-」
新たな起業家の誕生。空いてないお店などが多い日でも人の流れをつくることができる。
⑤セレクト雑貨店開設・・・「ひとつぼし雑貨店」
⑥コンセプトブック発行
⑦商店街オリジナルラベルクラフトビール発売
紹介した7つの他にも朝市や冬市、夜市といったイベントなども開催されていて、多くの人が訪れ、楽しめるように様々なことを行っていらっしゃることが分かりました!
今回はここまで!最後まで読んで下さり、ありがとうございます
次回は高岡さんに私たちから質問させていただいた様子をお伝えします。
次回もお楽しみに~!
まぐろくん