閉された言語空間 占領軍の検閲と戦後日本(江藤淳) | トオルのブログ

閉された言語空間 占領軍の検閲と戦後日本(江藤淳)

トオルのブログ-江藤淳
高田馬場の芳林堂書店で、”発見”!


グッド・ワークです!


滞米経験者、英語教師、大学教授、外交官の古手、英語に自信のある男女の学生 - これらの人々に対してCCDは、語学力と引替えに少なくとも七百円、ときには千二百円もの高給を提供した。そして、これらの人々がCCDの提供する報酬を手にしたとき、彼らは自動的にあの闇の世界に属する者となったのである。


そのなかにはすでに故人となっている人々もあり、現存して活躍中の人々もいる。CCDに勤務した五千有余人の日本人要員にATIS(Alied Translators and Interpreters Section)勤務の日本人を併せれば、その数は優に一万人以上にのぼるものと思われるが、そのなかにのちに革新自治体の首長、大会社の役員、国際弁護士、著名なジャーナリスト、学術雑誌の編集長、大学教授等々になった人々が含まれていることは、一部で公然の秘密になっている。もとよりそのうちの誰一人として、経歴にCCD勤務の事実を記載している人はいない。


・・・・CCDとは、Civil Censorship Detachmentの略で、占領軍の民間検閲支隊!


確かに、ニッポン人で、CCDで検閲していたと、広言しているヒトは、いませんね!


今は、検閲しているヒトはいませんが、マスコミ自身で、”自主規制”している濫觴は、ここから来ているのですね!


また、第二部の第十章では、皇室用語で、”使わない言葉”を定義していますが、トオルから見ると、ちと違和感があります!


検閲に関する本は、意外と少ないもの!


オススメです♪