人生に必要な心理50(エイドリアン・ファーナム、松本剛史 訳) | トオルのブログ

人生に必要な心理50(エイドリアン・ファーナム、松本剛史 訳)

トオルのブログ-人生に必要な心理50
新宿のジュンク堂書店で、”発見”!


心理学の本が100冊あるとすれば、そのうちの90冊がうつについての本です。幸福について書かれた本は1冊しかりません。


・・・・これは欧米においてだろうけど!


ポジティブ心理学っていう分野があるのですね!


埋没費用はしばしば、驚くべき費用のムダづかいをもたらします。埋没費用の一例としては、ある工場や機械、研究プロジェクトに投資したところ、期待よりもその価値が低いか、あるいはなんの価値もないことがわかる、というものです。また、政府が現実に必要な原子力発電所に5000万ポンドを費やしたのに、資金が尽きてしまったとします。


施設が未完成がある以上、現在の価値ほぼゼロです。しかし2000万ポンドの追加があれば完成させられ、あるいは完全に放棄してしまえば、まった別の環境にやさしい風力発電の設備を、わずか1000万ポンドで建設できるとします。元の計画を捨てて代わりの施設を建てると、最初の投資は完全に失われることになりますが、そのほうが合理的な決定といえます。


投資された5000万ポンドは埋没費用となります。それなのに、どうして政治家たちは、(経済的には)不合理な、原発計画の完了のほうを選ぶのでしょう?


心理学者によると、埋没費用がたびたび決定に影響を及ぼすのは、損失回避のせいです。払った金は無関係であるべきなのに、過去に払った代金が現在および未来の価値の水準点になるのです。これは不合理な行動です。人は過去にとらわれます。損失を取り戻すために、悪い決定の埋め合わせをしようとするのです。


・・・・埋没費用とは、サンク・コスト!ヨーロッパでは、コンコルド効果と呼ばれることもあるとか!


本書は、「人生に必要な」シリーズですが、心理学を知りたいヒトに、オススメです!


人生に必要な遺伝50(マーク・ヘンダーソン、斉藤隆央 訳)

http://ameblo.jp/ntoru/entry-10888157275.html