チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌(メアリー・マイシオ、中尾ゆかり 訳) | トオルのブログ

チェルノブイリの森 事故後20年の自然誌(メアリー・マイシオ、中尾ゆかり 訳)

トオルのブログ-チェルノブイリの森
三省堂書店本店で、”発見”!


グッド・ワークです!


チェルノブイリ事故では驚くべき教訓がいくつもある。土地のある部分に含まれている放射性セシウムの量がわかったところで、そのどのくらいが、そこに生えている野菜に含まれているのかはわからない、というのも教訓のひとつだ。野菜に含まれる量は、セシウムが凝縮しているのか、それともホットパーティクルに含まれているのか、また水溶性かそうでないのかで異なる。土壌の質も重要な役割を果たす。


・・・・正直言って、放射性物質に効く食べものはないと思います。


ただ、味噌、玄米を含めた和食には可能性があるので、取り入れて欲しいと思います!(合わないヒトもいます!)


「ストロンチウムはどうなんでしょう。ストロンチウムも測定なさるのですか。」私はプチュコワに尋ねた。私の体は昔の放射性セシウムをすでに追い出していたとしても、長年のあいだに取り込んだかもしれないストロンチウムが、いまだに、骨や歯のどこかにひそんでいるだろう。ドイツでは、チェルノブイリ事故後に赤ん坊の歯でストロンチウム90が十倍に増加したという記録がある。もちろん、私は成人で、歯はすでに形成されているから、歯がまだ出かかっている子どもとくらべたら、私の歯がストロンチウム90を吸収した可能性は低い。


プチュコアは首を横に振った。「生きている組織内のストロンチウムを正確に測定する方法はまだ編み出されていません。実験はいくつかあったんですけど、八時間かそこら横になっていなくちゃならないし、それでも結果はあてにならないんです」


・・・・ストロンチウム90の半減期は、29年!


核戦争による終末と放射能がもたらす荒廃という双子の恐怖は、原子力の時代につねにつきまとってきた。生物は大量殺戮からからおうじて生きながらえたとしても、SFに登場する汚染された不毛地帯の怪物みたいに、恐ろしい姿になると思われた。ところが、チェルノブイリが見せてくれる未来の姿はちがう。未来は放射能に汚染され、たしかに、人の住まなくなった町や村は、科学技術のつまずきがもたらした惨状を物語る悲劇の証人だ。ところが、ニガヨモギの森の生物は生きながらえているばかりでなく、繁栄していたのだ。


・・・・これは、ちと意外だと思われるのでは!?


著者は、ウクライナ系アメリカ人のジャーナリスト!


後半を読むと、100000年後の安全の元ネタは、この本だったことが判ります。


100000年後の安全


http://ameblo.jp/ntoru/entry-10874897097.html


本書は、書店ではあまり見かけませんが、オススメです♪