破壊する創造者(フランク・ライアン、夏目大 訳) | トオルのブログ

破壊する創造者(フランク・ライアン、夏目大 訳)

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三省堂書店本店で、”発見”!


グッド・ワークです!刺激的な本!


原書名は、VIROLUTION。


人々の混乱、偏見、戸惑い、責任をなすり合う様子、そして、一部の医師や科学者の献身的な努力などが描かれている。また、政府や主要関係機関のひどい不手際、不十分な対策、対応の遅れなども指摘されている。大変な悲劇だ。


・・・・これは、今の現象ではなく、アメリカでAIDS流行の始まりの時!


ヒトゲノムが解読されたことで、ゲノムに占めるウイルスの割合が多いことは二〇〇〇年代のはじめにはわかっていたが、研究者たちはその意味をよく理解していないか、誤って解釈していた。これを、ヒトとウイルスが共生している証拠であると見る人はほとんどいなかったのだ。理解の不足や誤解は、いまだに続いている。


・・・・本書でビックリしたのは、この部分!なんと、ヒトは、ウイルスと共生しているケースが多いのです!


ヒトの場合には、たとえば胎児が子宮にいる時に、母親の食べた物から重要なシグナルを受け取ることがわかっている。そのシグナルが、胎児の誕生後の環境への対応に何らかの影響を与えるようなのだが、具体的にどういう影響なのかはまだ明確になっていない。ただ、疫学的な研究のデータや、あるいは臨床研究、実験的研究などの多数のデータから見て、発生の早い段階で探知した手がかりやシグナルが、その後の人生での、ある種の慢性疾患へのかかりやすさに大きく影響することは間違いないようである。


・・・・ヒトは遺伝子のみで決まるワケではなく、環境も重要!食も、もちろん、環境です!


本書を読んで、トオルは、どちらかというと、ウィルスは、「敵」と考えていましたが、そうではないのですね!


漢方も、ウィルスを「飼い慣らす」方法なのかな!?と、ふと思ったりしました!