フランス語のはなし(ジャン=ブノワ・ナドー、ジュリー・バーロウ、中尾ゆかり 訳) その2 | トオルのブログ

フランス語のはなし(ジャン=ブノワ・ナドー、ジュリー・バーロウ、中尾ゆかり 訳) その2

トオルのブログ-フランス語のはなし2
これが、おフランス語の話されている地域!


それでもフランスは文化外交の分野できわめて革新的だと見られている。フランソワ一世以来、為政者は芸術の擁護者、推進者として文化の発展に力を注いできた。その政策はマスメディアの発達とともにますます保護色が濃くなったが、発端は映画にある。


中略


フランスが戦後の復興事業でアメリカに財政援助を求めてきたことが好機となり、(アメリカの)外交官は見返りに、逆割り当てに相当するものを要求した。上映時間の少なくとも三〇パーセントをアメリカ映画に割り当てろというものだ。せっぱ詰まっていたフランスは、ヨーロッパのほかの国と同様に要求をのむしかなかった。


中略


フランスは工夫をこらし、自国の映画産業を保護する方法を開拓した。入場券に一一パーセントの税金をかけたのも、効果的な措置だ。集まったお金は国内の製作会社だけに分配され、その結果、フランス映画は国内の全上映時間の二五パーセントから五〇パーセントを占めるようになる。


・・・・なーるほど!それはトオルも知らなんだ!


テレビ番組や映画や書籍は製作費用が回収されたら、ダンピングまがいの価格で簡単に輸出することができ、販売は濡れ手に粟となる。いたって公平のように聞こえるが、実際には、最大の国内市場を持つ国と、文化作品の製作が世界の主要言語で行える国が有利になり、市場がゆがめられる。


・・・・投資が回収出来たら、後はウハウハ!?エーゴが有利なのはアタリマエですな!


第二次世界大戦以降、ある意味では、フランス人は内側に向き、自分たちだけのために書いたり考えたりすることで満足しているように見える。


・・・・キャーナダ人から見ると、そうなのかも知れませんね!おフランス人は、ジブンでは言わないと思いますが!(苦笑)


原書は、The Story of Frenchで、フランス語版は、フランス語の大冒険として、出版されているとのこと。


おフランス語を、歴史的、地理的に知りたいヒトに、オススメでごわす!