星新一時代小説集 人の巻(星新一) | トオルのブログ

星新一時代小説集 人の巻(星新一)

トオルのブログ-星新一
人の巻も、良い反応です!


5編もそれぞれ面白いのですが、やはり、薬草の栽培法が良いです!


その一晩で、六左右衛門の人生観は大きくぐらついた。あばたづらのおれを、みとめてくれ、ほめてくれる女が存在したのだ。夢なんかでなく、現実にだ。それからしばらく、江戸屋敷で仕事をしながら、その思いを味わいかえすのだった。


何日かたつと、また行きたいとの衝動にかられはじめた。あの女は、毎日でも会いたいと言っていた。あの女も喜ぶだろうし、おれも楽しい。行くべきだろう。場所もおぼえたし、女の名も忘れていない。


しかし、たずねて行くと、そっけないあしらい。すげなく入口の男にことわられた。


・・・・昔も今も、変わりません(苦笑)。お水系でもお風系でも。あなたがオンリーワン(爆)。

気持ちを読み取ることが出来る人は、ほとんどいないワケですから、話半分に聞きましょうね!


正雪、心のなかでにやりとする。金持ちというやつは、余裕があるのでだましにくい。しかし、浪人となると、あせっているので絶好のカモだ。それが大量に存在している。ひとりから少しずつ巻き上げても、数をこなせば相当の額になるはずだ。


・・・・正雪と弟子より。これまた、昔と今も変わりませんね(苦笑)