現代仙道百科(小野田大蔵) その1 | トオルのブログ

現代仙道百科(小野田大蔵) その1

Oリングテストで、”発見”。(神保町の原書房だよ!)


成功は男女の共同事業ですから、男陽と女陰とが完全な調和を保つことにおいてのみ、至悦至楽の陶酔境が得られるのであって、相手を征服したり、相手を無視して一方的の快楽を得ようというような独善利己的な方法によっては真の快楽は得られません。


陰陽の調和は、一陽一陰を原則とします。元来見知らぬ男女が結婚したとき、それが恋愛結婚であれ、見合い結婚であれ、当初から完全に正規の和合が得られるということはほとんどあり得ないことです。買いたての靴は、なかなか足になじまないものですが、なれるに従い、だんだんはき良くなるものです。無生物の道具でさえ、このように和合して来るのですから、双方とも生きものである場合なら、お互いに和合に努めれば必ず調和は得られるはずです。ことに女性の正規は、天の配剤によってきわめて弾力性に富み、相手に形状に応じて適切な変容を自然のうちに行うようにできています。この意味えは、女房は古いほど良いはずであって、俗に女房と畳は新しいほどよいというのは、まことに皮相的なことばというべきです。


名工は道具をおしむということばがありますが、万年筆やかみそりでも、長年使いなれたものは自分のクセをよく心得ていて、誠に使いよいが、他人から借りたものは思うように動いてくれません。真のドライバーは、自分の車を他人に貸したがらないものです。


無情の道具でさえその通りです。ましてや人間同士のことです。長年の間に知らず知らずのうちにお互いに歩みよって、自然の調和があられることはいわずもがなのことです。これが一陽一陰の妙理であって、一夫一婦をモラルとして強いるのではなく、自然の原理として受け入れていくべきです。