玉本奈々ワークショップ
ジュニア☆アート☆ワールド
「天までのぼれ!ねがいの龍」
主催 高岡市美術館
後援 高岡市教育委員会
2ヶ月に渡るワークショップ
完成時の様子
アートホールを天に見立て、辰(龍)を出現させる。
螺旋階段の方向性に、天によせる人びとの想いを想起させるしかけをつくる。
大災害に見舞われた本年を振り返りながらも将来にむけ子どもたちが新たな希望を抱けるよう、祈りをささげるような意味合いをこめたワークショップを目指す。
一つ一つの造作の完成度の高さを重視するのではなく、一人ひとりが他の人とのつながりを意識できるようなしかけをつくり、「天に昇る龍」をイメージした造作を不特定多数の来場者の手により完成させていく。
会期中は、アートホールにコーナーを設け、来場者にうろこ形の色紙(厚口)を配り、それぞれ「願い事」を書いてもらう。4~5枚ほど、子どもたち自身によりそれぞれを紐で結んでもらい、「願い事」をつなげる。ある程度の長さになったら、会場係員が補助して螺旋階段の木の桟に結び付けていく。吊り下げられた「願い事」の数が多くなれば、階段側面に龍が這うような形状が表れてくる。
会期中半日程度、会場で作家によるコンセプトの解説をおこない、「龍を天におくる」=みんなの願いを叶える意味を込め、天をイメージした造作物や、龍の顔・手足などをつくって空間を完成させる。
「願い事」を書いた紙は、会期終了後に左義長で燃やし、「願い」を天に届けて終了。
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