おはようございます。
この画は「永眠」2001。初期代表作のひとつです。祖母が火葬場で肉体が無くなる瞬間、悲しみではなく、細胞が整列したような崇高で美しい感覚を覚えました。

現在夏石番矢氏の「空飛ぶ法王160俳句」の第一作目に着手致しておりますが、あのときの細胞が整列する感覚が制作中、心中に灯され、些少の驚きと心地よさを感じます。
句そのものが、苦や悲しみの全てを昇華した上に成り立つもので、崇高でありながら愉快、浄化に導かれる美しさを感じます。つくり手のひととなりもまた顕著に。広い。

本日は下塗り。

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