このちょっと古くさい感じの写真
今ではほとんど見ない
フィルムを現像する
タイプのカメラで撮った写真
染みついて
色あせてますが
25年くらいまえに撮ったのかなぁ？？？
整頓してたら出てきた
思わず涙してしまった写真
この子の名前は
彩(あや)ちゃん
マルチーズの女の子
その昔自分が
ペットショップで働いていた時
飼い始めたコ
このコは
生後４ヶ月でお店に(入荷して)来ました
他のコはみんな３ヶ月
下手したら２ヶ月
なんてコもいました
２ヶ月のコはホントに小さくて
それはそれはかわいくて
でも本当のところ
お母さんとは３ヶ月まで
いた方がいいところを
連れてこられてしまったかわいそうなコ達
でも可愛いって凄いもので
すぐに売れてしまいます
(表現が悪いですが。。。)
お店とは言うものの
卸が大半でほとんどのコが
業者さんにもらわれていった気がします
自分はペーペーの下っ端
赤ちゃんワンコの
箱の新聞紙変え
餌やり
食べが悪い、下痢をしていたら報告
と
掃除とレジ番
深いところまでは関わらずの仕事でした
奥の部屋にはケージが並んでいて
種オス
っと言われる血統の良いコ達もいました
レンタル用におかれていたコです
話は戻ります
赤ちゃんは弱いです
下痢が始まると隔離され
点滴を打っているのを
見た気がしますが
ノータッチな部分なので
よく覚えていませんが
そのあと兄弟の箱に帰ってくるコは
あまりいなかったと思います
ちまたで噂のワクチンも
打ってました
白衣着たちょい悪親父風の
獣医さんが
ワクチンを持ってきてたのを見ました
見ましたっと言えば
つい最近ブログで
丸○ペットショップ
っという名前を見ました
お店に出入りされていた業者さんの
一人でしたょ
懐かしいお名前。。。
戻って。。。
ワクチンを持ってきて
冷蔵庫にしまい
お金を払う
普通の事の用な流れだったと記憶してます
それを社員さんが打ち
証明書に日にち書いたりして
買ったときに
血統書と一緒に渡していました
種オスは獣医さんが
打ってたかもしれません
話が飛び飛びの間に数か月
入荷して数か月の
他の小型犬のコの
倍の大きさはあるマルチーズを
見るお客さんはいなくなりました
それでも
血統がいいからっと
ずっと段ボール暮らしでした
お散歩もたまにしか行ってあげられない
おシャンプーは毎週していました
(商品なので)
が毛が伸びて
毛玉になったりしていて
頭のてっぺんに
リボンつけてあげたりして
可愛いょって
それくらいしかして
あげられませんでした
いつしか勝手に
あやちゃんと呼ぶようになり
あやちゃんも自分が出勤してくると
段ボールの中でピョンピョン
喜んでくれるようになり
結局
お店で言えば売れのこり
ですが自分の中では
その店で１番可愛いコを
お買上
８ヶ月も段ボール生活だったので
やっぱり赤ちゃんから飼うコに比べたら
しつけもないし
ちょっぴりおばかちゃん
でもマルチーズ特有の
お嬢様気質
家族に愛されて
８歳のある日
朝起きたら亡くなっていました
苦しむことも
家族に迷惑を掛けることもなく
静かに息を引き取った感じでした
寝てるのかと思ってしまうほど
看取ってやることは
出来なかった。。。
それからずっと
もっと何かしてあげられたんじゃないか
ホントは痛いとこがあったんじゃないか
なんでもっと見てあげなかったんだろう
後悔ばかり
20年たった今でも
やっぱり後悔ばかり
その気持ちを今
最愛の我がコ
彩(さい)ちゃんに
またもし皮膚病で大変になっても
パテラであるけなくなっても
ずっと一緒
そしてそして保護っコ達に
後悔のないように
自分の出来ることを
これからもやっていけたらと思います
見ててね
彩(あや)ちゃん
これからもカワチは頑張ります
ずっとずっと大好きだょ