6日前場の日経平均株価は始まりから買いが優勢で午前9時5分に同1036円01銭高の5万1248円28銭を付けたが、現地5日の米国市場では経済指標を好感してNYダウが3日ぶりに反発、ナスダック総合指数も上昇したことから日本株も前日に大幅続落した反動もあって買いが先行したが、買い一巡後は戻り待ちに押された他にドル・円相場が1ドル=153円90銭台と朝方の水準よりも円高方向にあることも意識されて買いを控えたようで前日比556円62銭高の5万768円89銭と3日ぶりに大幅反発。TOPIX(東証株価指数)も同34.50ポイント高の3302.79ポイントと上昇した。東証プライム市場の出来高は13億3348万株、売買代金は3兆3744億円。騰落銘柄数は値上がりが997銘柄、値下がりは548銘柄、変わらずは70銘柄だった。後場の日経平均株価は前日比684円27銭高の5万0896円54銭で始まったが、前場終値を上回る水準でもみ合っている。引き続き前日まで大きく値下がりした人工知能(AI)・半導体関連銘柄が反発している他に好決算銘柄に買いが入っているようだ。

 

6日午前の東京市場でドル・円は伸び悩んで154円13銭まで上昇後は153円台に失速した。米10年債利回りは上値が重くて積極的なドル買いは入りづらい。一方で日経平均株価は前日の急落から大幅高に振れたが、株高一服でリスク選好の円売りは収束。ここまでの取引レンジはドル・円は153円79銭から154円13銭、ユ-ロ・円は176円90銭から177円17銭、ユ-ロ・ドルは1.1491ドルから1.1508ドル。

 

週後半の個別は、トヨタが3%台、三菱重工、コマツの機械系が2%台、三菱UFJが1%台、ホンダとパナソニックは小幅な上昇だった。日経平均は相変わらず高値が続くが、国内にこれと言った材料がないのに買いが入るのは勢いと上がった時点での利益確定狙いだろうか。為替は相川ら自円高が続くが、これは能無し日銀のせいだろう。少しは考えればいいと思うが事なかれ主義の能無し日銀にも困ったものではある、・・(--〆)。

 

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