5日の日経平均株価は現地4日の米国でゴールドマン・サックスのCEO(最高経営責任者)がハイテク株のバリュエーションの高さを指摘するとNYダウとナスダック総合指数はともに下落したことからその流れを受けて始まりから売りが先行、日経平均は午前11時30分に同2423円62銭安の4万9073円58銭を付けて取引時間中としては10月27日以来6営業日ぶりに5万円を割り込んだが、後場に入って短期的なリバウンドを狙った買いや押し目を拾う動きから下げ渋る格好となって前日比1284円93銭安の5万212円27銭と大幅に続落。TOPIX(東証株価指数)も同41.85ポイント安の3268.29ポイントと続急落した。東証プライム市場の出来高は34億4287万株、売買代金は9兆582億円。騰落銘柄数は値上がりが420銘柄、値下がりは1145銘柄と7割超え。変わらずは50銘柄だった。

 

5日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=153円台半ばで推移している。日経平均株価が2000円超の下げを見せる中で為替市場もリスクオフの円買いが優勢となってドル・円は軟調に推移した。午前11時前に153円を割り込んだところで下げ止まるとその後は昼すぎにかけて下げ幅を縮小。ただ今晩の米10月ADP雇用統計などを前に様子見ムードも強くて午後は戻りが一服して153円台半ばでもみ合った。

 

週中の個別は、トヨタ、三菱重工が3%台、パナソニックが2%台、ホンダと三菱UFJが1%台、コマツが小幅に下げている。まあこれと言った材料がないのに高市内閣成立や勢いで上げていたのでどこかで調整が入るのは当然だろう。ところで物価対策が内閣に要求されているが、無暗な円安も物価高の原因だろう。能無し日銀は何もしないが、短期金利を1%くらいまで段階的に上げていくことも必要だろう。ただ眺めて何もしない能無し日銀など金融政策権限を取り消してしまえばいいのだが、能無し日銀総裁を始め委員は何を考えているんだろうか。全員首でもいいと思うのだが、・・(--〆)。

 

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