10日の日経平均株価は昨日の大幅高で終値ベースの史上最高値を更新した反動で始まりから売りが先行、弱含みで推移する中で週末要因や3連休となることもあって様子見姿勢が強まったようで後場は前場終値近辺で取引を開始したが、下げ幅を拡大して午後1時58分には同617円83銭安の4万7962円61銭を付ける場面もあったが、その後は取引終了にかけて下げ渋ったが、戻りは限られて前日比491円64銭安の4万8088円80銭と大幅反落。TOPIX(東証株価指数)は同60.18ポイント安の3197.59ポイントと6日ぶりに下落した。東証プライム市場の出来高は24億9730万株、売買代金は6兆3382億円。騰落銘柄数は値上がりが149銘柄に止まって値下がりは1442銘柄で9割に迫った。変わらずは25銘柄だった。

 

10日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=152円台後半で推移している。朝方は153円25銭近辺まで上昇したが、日経平均株価の軟調スタートもあってリスクオフの円買いが優勢となってドル・円は上値の重い展開となった。午後には152円80銭近辺まで下落してその後は下げ渋ったが、戻りは限定的だった。自民党総裁選で高市氏が新総裁に選出されてから6円近く円安が進んだこともあって週末を前に持ち高調整のドル売り・円買いも出やすかった。

 

週末の個別は全滅、三菱重工、三菱UFJの三菱グループは3%台の下落、トヨタ、ホンダ、コマツは1%台、パナソニックは小幅な下落だった。週明け火曜日の日経平均は公明党の連立離脱を受けて政局混迷の煽りを受けて大きく下げるだろう。すでに先物などは1千円以上下げているので大暴落になる可能性もあるが、まあ相場と言うのはそういうものだろう、・・😅。

 

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