17日の日経平均株価は始まりは売りが先行したが、売りが一巡した後に値がさハイテク株を中心に押し目を拾う動きが強まって上げに転換、昨日の16日に付けた取引時間中の史上最高値(4万5055円38銭)に迫る場面もあったが、現地17日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)終了後にパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見が予定されていることから上値追いは限られ利益確定売りに押され下げ転換して前日比111円89銭安の4万4790円38銭と5日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)も同22.53ポイント安の3145.83ポイントと下落した。日経平均は現地16日の米国株安を受け、午前9時19分に同290円20銭安の4万4612円07銭を付けた。東証プライム市場の出来高は20億7400万株、売買代金は4兆6178億円。騰落銘柄数は値上がりが312銘柄に留まった一方、値下がりは1267銘柄で7割を超え、変わらずは40銘柄だった。
17日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=146円台半ばで推移している。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を前に見送りムードが強まる中で朝方は米利下げを見込んだドル売り・円買いに押されて146円20銭近辺まで下落。その後は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測されて一時146円60銭近辺まで切り返したが、昼すぎにかけては動意薄の展開となった。日経平均株価が後場にマイナス圏へ沈むとドル・円もやや軟化したが、売り買いともに積極性は乏しくて下値は限られた。
週中の個別はトヨタとパナソニックが小幅に上げたが、三菱重工は2%台、ホンダ、三菱UFJ、コマツは小幅に下げて引けている。日経平均も勢いで上げてきたが、そろそろ天井だろうか。今後の注目はどの辺りで落ち着くかだろう、・・(^_-)-☆。
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