25日前場の日経平均株価は現地22日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演では直接的な言及はなかったものの利下げへの期待感が高まる格好となったことでNYダウが反発して終値ベースで史上最高値を更新、ナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数は4日ぶりに反発したことから米国株高の流れを受けて日本株も朝方から買いが先行、日経平均は午前9時5分に同568円13銭高の4万3201円42銭と3日ぶりに4万3000円台を回復したが、その後は時間外取引で米株先物が軟調な展開となっていることもあって戻り待ちの売りに押されて上値は重いが、前週末比289円04銭高の4万2922円33銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)は同10.28ポイント高の3111.15ポイントに上昇し、終値の最高値(3120ポイント)を上回る場面があった。東証プライム市場の出来高は10億426万株、売買代金は2兆2538億円。騰落銘柄数は値上がりが885銘柄、値下がりは668銘柄、変わらずは66銘柄だった。後場の日経平均株価は前週末比193円86銭高の4万2827円15銭と前場終値から小幅に下落して始まった。後場寄り直後には今日の安値を更新。利益確定売りに押され上値が重くなっている。


25日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなって146円84銭から147円52銭まで値を上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言でドル売りが進んで週明けは買戻し先行。また日経平均株価の堅調で円売りがドルを押し上げた。ここまでの取引レンジはドル・円は146円84銭から147円52銭、ユ-ロ・円は172円10銭から172円58銭、ユ-ロ・ドルは1.1694ドルから1.1723ドル。

 

週明け前場の個別は、コマツが1%台、ホンダが小幅に値を伸ばしているが、トヨタ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックはいずれも小幅なマイナス、これは前場に買われたものが利益確定で売り込まれているのだろう。米株が上げたが、その後先物が売り込まれている状況からさっさと利益を確定しようという動きが強いのだろう。日経平均がちょっと上げ過ぎの面もあるので今後は調整が入るだろう、・・(--〆)。

 

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