20日の日経平均株価は現地19日の米株のうちNYダウは小反発したが、ナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数が下げたことから日本株も半導体関連株などを中心に売られて、さらにその後は時間外取引で米株先物が下落したことも意識されて利益確定売りに押される展開、日経平均は午後零時54分に同822円14銭安の4万2724円15銭まで下げ幅を拡大してその後下げ渋る動きを見せたが、14日以来4日ぶりに終値ベースで4万3000円を割り込んで前日比657円74銭安の4万2888円55銭と大幅に続落。TOPIX(東証株価指数)も同17.72ポイント安の3098.91ポイントと下落した。東証プライム市場の出来高は19億1203万株、売買代金は4兆8849億円。騰落銘柄数は値上がりが708銘柄、値下がりは846銘柄、変わらずは66銘柄だった。
20日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台後半から前半へと軟化した。朝方は147円70銭近辺だったドル・円は、5・10日(ごとうび)だったこともあって仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入る場面もあったが、仲値通過後はドル売り・円買い優勢に。その後、RBNZ(NZ準備銀行)が利下げを決定。NZドルに対しドルが強含む動きにつられてドル・円の下げが一服する場面もあった。ただ午後に入ると19日の取引時間中に史上最高値を更新した日経平均株価が利益確定売りに押されて大幅続落するのを背景にドル・円は再び弱含みとなって一時147円10銭近辺まで下押しした。
週中の株価は、上げ下げまちまち、三菱重工、コマツの機械系が2%台と下げてパナソニックも小幅に値を落としたが、ホンダは2%台と値を上げてトヨタ、三菱UFJも小幅に上げている。日経平均は利益確定で大きく下げたが、これは当然の話で勢いで上げてきたのが、「あれ、ちょっと待てよ。材料もないのに何で上げているんだ」で米株安をきっかけにどっと売りが入ったというところだろうか。あとはどの辺りで落ち着くかと言うのが今後の関心事だろう、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
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