30日の日経平均株価は始まりは前日までの下落の反動で買い先行でスタートしたが、その後は戻り待ちの売りに押され下げに転換、午前9時52分には同117円94銭安の4万556円61銭を付けたが、FOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合を控えて様子見姿勢が強まる中でポジションを一方に傾ける動きは限られたが、底堅く推移して前日比19円85銭安の4万654円70銭と小幅に4日続落。TOPIX(東証株価指数)は同11.54ポイント高の2920.18ポイントと4日ぶりに反発した。東証プライム市場の出来高は19億7694万株、売買代金は4兆9430億円。騰落銘柄数は値上がりが1071銘柄、値下がりは482銘柄、変わらずは71銘柄だった。
30日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=148円ちょうど近辺で推移している。事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとうび)」で国内輸出企業による実需のドル売り・円買いが観測された他に日経平均株価が朝高後に軟化したことからドル・円も下値を探った。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を前にした持ち高調整のドル売り・円買いの動きもあって昼すぎに147円85銭近辺まで下落。午後は見送りムードの中で方向感の乏しい展開となった。
週中の個別は、三菱重工が3%台、トヨタと三菱UFJが小幅に値を上げたが、コマツは4%台、ホンダが2%台、パナソニックは小幅に値を下げている。FOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合を控えて様子見姿勢と言うが、FOMCはともかく日銀なんかろくな知恵は出ないだろう、・・(--〆)。
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