4日の日経平均株価は米株高と円安で朝方から買いが先行して日経平均は寄り付き直後の午前9時0分に同226円76銭高の4万12円66銭と3日ぶりに心理的なフシ目の4万円を回復したが、その後は戻り待ちの売りに押され下げ転換する場面が見られるなど上値の重い展開が続いてまた現地4日の米国市場が独立記念日で休場となることから積極的な売買は限られて前日終値を挟んだ値動きとなる中で昨日3日と同様にクロージングオークションでプラスに転じて前日比24円98銭高の3万9810円88銭と小幅に続伸。一方、TOPIX(東証株価指数)は同1.04ポイント安の2827.95ポイントと小反落した。東証プライム市場の出来高は15億5102万株、売買代金は3兆8803億円。騰落銘柄数は値上がり785銘柄、値下がりは757銘柄、変わらずは85銘柄だった。
4日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台前半で推移している。前日の米国時間に強めの米6月雇用統計を受けて米長期金利が急上昇してドル・円も1円以上ドル安・円高が進んだが、米長期金利の上昇が一服するとその後はドル売り・円買いが先行、週末で積極的な動きが広がり難い中で日経平均株価が朝高後に軟化したことから東京時間のドル・円も上値の重い展開となった。トランプ米大統領が改めて関税率に関する書簡を送付するとしたうえで「8月1日から関税の支払いを始めることになる」と述べたと報じられたこともドル・円の重しになった。
週末の個別は三菱重工が2%近い下げ、トヨタが1%台、ホンダとパナソニックも小幅に下げた。一方で三菱UFJが1%台、コマツは小幅に上げている。トランプじじいが関税最後通告をしてくるそうだが、どっちがどこまで耐えられるか、ここは我慢比べだろう。ただやはり日本が不利だというが、ここは今までにも同様のことが何度もあったのでその知恵を使って何とかしのぐしかないだろう。株価はどうなるか、見ものではある、・・(--〆)。
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