3日前場の日経平均株価は小幅高で寄り付いたが、米国との関税交渉の難航などの不透明要因が意識されて売りが優勢になって午前9時27分には同94円66銭安の3万9667円82銭を付けたが、その後は押し目を拾う動きから上げ転換して日中高値を更新する場面があったが、戻り待ちの売りに上値を抑えられて前日終値を挟んだもみ合いとなって前日比29円85銭安の3万9732円63銭と小幅ながら3日続落。TOPIX(東証株価指数)も同7.47ポイント安の2818.57ポイントと下落した。東証プライム市場の出来高は8億5323万株、売買代金は2兆1271億円。騰落銘柄数は値上がり660銘柄、値下がりは906銘柄、変わらずは60銘柄だった。3日午後零時50分すぎの日経平均株価は、前日比20円程度高い3万9780円前後で推移する。後場は買い優勢で取引を開始、プラス転換後も堅調な値動きとなっている。


3日正午の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国時間に雇用統計の発表を控える中で持ち高調整の売買が交錯して1ドル=143円台半ばから後半で小動きとなった。正午現在、1ドル=143円68~69銭と前日(午後5時、143円89~90銭)比21銭のドル安・円高。2日の米国時間序盤に発表されたADP非農業部門の民間就業者数が市場予想大きく下回ったことが嫌気されて143円40銭台まで下落、その後一時144円10銭台に反発したが、終盤にかけて長期金利低下を受けて143円40銭台に軟化した。3日東京時間早朝も概ね同水準で推移、午前9時から仲値公示にかけても米雇用統計を見極めたいムードが強くて143円40~60銭台の狭い値幅で推移した。午前11時以降は調整買いで143円70銭台前後へ強含んだ。

 

週後半前場の個別は、トヨタ、ホンダ、コマツが1%台、三菱UFJが小幅に上げているが、三菱重工が1%台、パナソニックが小幅に下げている。ここしばらくはトランプ関税交渉が目の前にぶら下がった注目点になるだろう。でも関税を上げれば米国も困るんだからいっぺん上げさせてみてもいいように思うがどうなんだろうか、・・(--〆)。

 

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