11日の日経平均株価は、現地10日に英ロンドンで行われていた米中貿易協議で両国の担当者が前回ジュネーブで合意した内容を実行するための枠組みで一致したと報じられたことで米中対立への警戒感が後退した他に為替相場が円安方向に振れたことを受けて買いが先行、日経平均は午前9時9分に同318円13銭高の3万8529円64銭を付けたが、一巡後は積極的に買い進む材料に乏しい中で戻り待ちの売りに押されて後場も動意薄の展開が続いたが、取引終了にかけて上げ幅を取り戻す格好となって前日比209円68銭高の3万8421円19銭と4日続伸、TOPIX(東証株価指数)も同2.48ポイント高の2788.72ポイントと上昇した。東証プライム市場の出来高は16億1983万株。売買代金は4兆483億円。騰落銘柄数は値上がりが1139銘柄、値下がりは426銘柄、変わらずは64銘柄だった。


11日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=145円台前半で推移している。米中協議の進展報道を受けて朝方に145円15銭近辺まで急上昇したが、その後は上げ幅を縮小した。144円65銭近辺まで下落したあとは日経平均株価の上昇などを背景に底堅く推移して145円台を回復。米5月CPI(消費者物価指数)を控えて様子見ムードも広がって午後は145円ちょうど近辺でもみ合ったが、米長期金利の上昇を背景に終盤にかけて強含んだ。

 

週中の個別は、ホンダが小幅に上げただけで三菱重工など防衛機械系は3%台と大きく下げている。トヨタ、三菱UFJ、コマツ、パナソニックは小幅に下げて引けている。半導体関連株で上げたが、他は渋かったようだ。とにかく国内に材料がないのが痛い、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。

 

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