6日の日経平均株価は、現地5日の米株は6日に5月雇用統計の発表を控えることもあって様子見姿勢が強まり主要な株価指数が下落したが、日経平均は昨日値下がりしながらも底堅く推移していた動きから買い優勢で始まり為替相場が円安方向に振れたことも支えとなったが、買い手がかりに乏しい中で「週末を控えた買い戻しの動き」から午後2時5分には同201円66銭高の3万7756円15銭と高値を付ける場面も見られたが、買い戻しの動きが一巡した後はもみ合いとなり取引終了時のクロージングオークションで上げ幅を広げる格好となって前日比187円12銭高の3万7741円61銭と反発、TOPIX(東証株価指数)が同12.86ポイント高の2769.33ポイントと上昇した。東証プライム市場の出来高は14億6413万株。売買代金は3兆6054億円と2日以来4日ぶりに4兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がりが861銘柄、値下がりは710銘柄、変わらずは59銘柄だった。

 

6日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円ちょうど近辺で推移している。米中首脳による電話会談を受けて米中貿易摩擦の緩和を期待したドル買い・円売りが優勢となってドル・円はジリ高で推移した。仲値決済に向けては国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測されてドル・円の支えになった。昼すぎにかけて上昇は一服したものの時間外における米株価指数先物の上昇などを背景に午後になって強含んだ。

 

週末の個別は、三菱重工が4%台、コマツがほぼ3%など機械系が高値、ホンダが1%台、トヨタと三菱UFJが小幅に上げたが、パナソニックだけが2%台と大きく下げている。相変わらず国内には材料はなく政治は選挙ばかりを見据えて減税だの一時給付だのと言っているようなレベルが低い状態だし、まあ日本株は浮かばれんなあ、・・(一一")。

 

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