4日の日経平均株価は、現地3日の米株高に背中を押されて半導体株を中心に買いが先行、日経平均は午前9時11分に同421円61銭高の3万7868円42銭を付けたが、買い一巡後は手がかり材料に乏しい中で戻り待ちの売りに上値が重い展開で後場は動意薄の様子で値幅が100円強に留まる中で取引終了にかけて上げ幅を縮小して前日比300円64銭高の3万7747円45銭、TOPIX(東証株価指数)が同14.02ポイント高の2785.13ポイントで両指数そろって4日ぶりに反発した。東証プライム市場の出来高は16億2762万株、売買代金は4兆854億円。騰落銘柄数は値上がりが1018銘柄、値下がりは536銘柄、変わらずは76銘柄だった。


4日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円ちょうど近辺で推移している。午前中は上値が重くて143円台半ばまで下落したが、午前10時前の仲値決済に向けては国内輸入企業によるドル買い・円売りに上ブレる場面もあった。午後になると時間外における米長期金利の上昇を受けてドル買い・円売りが強まってドル・円は144円40銭近辺まで上昇するなど強含みの展開となったが、終盤は伸び悩んだ。日本時間午後1時すぎには米政府による鉄鋼製品やアルミに対する追加関税が発動したと伝わったが、市場の反応は限定的だった。

 

週中の個別は、トヨタ、三菱重工、パナソニックが1%台、コマツと三菱UFJが小幅に値を上げたが、ホンダだけが小幅に下げて引けている。トランプじじい、関税戦争でいい結果が出ないせいか、鉄鋼とアルミの税率を50%に引き上げたが、「人を呪わば穴二つ」と言うことがまだ分からんらしい。困ったじじいではあるが、ウクライナ和平も失敗したし、何とか中間選挙に向けて支持率を稼ごうと必死なんだろう、・・(--〆)。

 

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