28日の日経平均株価は、始まりは現地27日の米株の上昇や為替の円安を受けて買いが先行して日経平均は一時的に取引時間中としては2週間ぶりに3万8000円台を回復する場面も見られたが、買い一巡後は手がかり材料難の中で現地28日には米エヌビディアの決算発表を控えることもあって積極的な買いは限られて戻り待ちの売りに押される展開が続いて上げ幅を縮小して取引終了時のクロージングオークションで下げに転じて今日の安値で取引を終えて前日比1円71銭安の3万7722円40銭と4日ぶり小反落。TOPIX(東証株価指数)は同0.02ポイント高の2769.51ポイントと小幅ながら4日続伸した。東証プライム市場の出来高は18億418万株、売買代金は4兆2870億円。騰落銘柄数は値上がりが792銘柄、値下がりは763銘柄、変わらずは76銘柄だった。

 

28日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=144円台前半で推移している。朝方は利益確定目的のドル売り・円買いが優勢となって上値が重くなって一時143円85銭近辺まで下落したが、前日に超長期債の発行計画を再検討すると報じられて今日の40年債入札を前にした思惑もあって午前10時ごろにまとまったドル買い・円売りが観測されると144円75銭近辺まで急上昇。その後は売り買いが交錯して荒っぽい動きとなったが、40年債の入札が「低調」な結果となると長期金利が上昇してドル・円は上値が重くなった。

 

週中の個別は、パナソニックが1%台の上昇、コマツもほんの少し値を上げたが、トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJは小幅に値を下げて引けている。国内に材料がないので米株や為替の動きで売り買いがされているようだ。最近はトランプ関税はあまり報道されなくなった。トランプ関税も諸刃の剣のようだ、・・(--〆)。

 

日本ブログ村へ(↓)