21日の日経平均株価は、始まりはシカゴ日経平均先物の円建て清算値が20日の大阪取引所清算値比90円高の3万7620円と堅調だったことから日経平均は同清算値にサヤ寄せして買いが入ったが、手がかり材料に欠ける中で為替が円高方向で推移したこともあり下げに転換、後場も様子見姿勢が強まる中で弱含みの展開で取引終了にかけ下げ幅を拡大して前日比230円51銭安の3万7298円98銭と反落して今日の安値で取引を終えた。TOPIX(東証株価指数)も同5.95ポイント安の2732.88ポイントと下落した。東証プライム市場の出来高は18億1276万株、売買代金は4兆1957億円。騰落銘柄数は値上がりが747銘柄、値下がりは816銘柄、変わらずは69銘柄だった。
21日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=143円台半ばで推移している。日米財務相会談における円安是正への警戒感に加えて米財政悪化や中東情勢の緊迫化もあってドル売り・円買いが先行。日経平均株価が軟調に推移したことや新発30年物国債利回りが過去最高水準となったこともドル・円の重しになった。
週中の個別は上げ下げまちまち、三菱重工が2%台、ホンダが1%台、コマツが小幅に上げたが、パナソニックが1%台、トヨタと三菱UFJが小幅に下げて引けている。トランプ関税ショックも大分落ち着いて来たようだが、日本は相変わらず米株と為替で動いていて国内にはこれと言った材料がない。日本の産業も困ったものではある、・・(一一")。
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