9日の日経平均株価は、現地8日の米株が英米の関税交渉合意を受けて上昇したことから日本市場も買いが先行、ドル・円相場が1ドル=145円台の半ばと前日8日よりも円安方向にあることも支えとなって午後2時56分に同628円78銭高の3万7557円41銭を付ける場面もあるなど前日比574円70銭高の3万7503円33銭と大幅続伸。TOPIX(東証株価指数)は同34.77ポイント高の2733.49ポイントと11日続伸した。日経平均は終値ベースで3月28日(3万7120円)以来、約1カ月ぶりに心理的なフシ目の3万7000円を上回った。東証プライム市場の出来高は26億4904万株、売買代金は5兆7309億円。騰落銘柄数は値上がりが1282銘柄で8割に迫った一方で値下がりは311銘柄。変わらずは42銘柄だった。
9日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=145円台半ばで推移している。国内輸出企業による実需のドル売り・円買いが観測されて上値の重い展開となった。米英貿易協定の締結合意などを背景にドル高・円安が進んでいたため利益確定目的のドル売りや持ち高調整の動きも広がりやすかった。米長期金利が時間外で低下したこともドル・円の重しになった。
週末の個別は、三菱重工が5%台と大きく下げている。26年3月期の業績予想を開示したが、受注高の減少見通しに加えて今期の利益計画の水準に対しても物足りなさが意識されて売り圧力が高まったようだ。ホンダ、コマツ、パナソニックは2%台、トヨタと三菱UFJは1%台と値を伸ばしている。米株高、円安は株価上昇の典型なので高値は当然だろう、・・(^_-)-☆。
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