25日の日経平均株価は、現地24日の米国市場で対中関税の大幅低下による貿易正常化への期待感が継続してNYダウとナスダック総合指数はそろって3日続伸したことから日本株も買いが先行、ブルームバーグ通信社が中国政府が米国に対する125%の報復関税を巡って米国からの一部輸入品を対象から除外することを検討していると報道、米中貿易摩擦への警戒感が後退して後場は上げ幅を拡大して取引を開始、日経平均は為替が円安方向に振れたことも支えとなって午後1時8分に同796円13銭高の3万5835円28銭を付ける場面も見られるなど買いが優勢、その後は週末要因や来週火曜日が昭和の日で休場となることもあって様子見姿勢が強まったようでやや値を下げて前日比666円59銭高の3万5705円74銭と大幅に3日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同35.47ポイント高の2628.03ポイントと上昇した。東証プライム市場の出来高は18億7254万株、売買代金は4兆4020億円。騰落銘柄数は値上がりが1067銘柄、値下がりは510銘柄、変わらずは58銘柄だった。
25日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=143円台後半で推移している。事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとうび)」ということもあって国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが先行。寄り付き前の4月東京都区部消費者物価指数(CPI)が強い内容だったことからドル・円の上値は限られたが、昼すぎに中国政府が米国からの一部の輸入品に対する関税の一時停止を検討していると報じられるとドル買いが加速した。
週末の個別はすべて値を上げたが、上げ幅は小幅だった。トヨタ、三菱重工、コマツ、パナソニックが1%台、ホンダと三菱UFJが小幅だった。トランプじじい、「米国船籍の商船と軍艦はスエズ運河とパナマ運河の通行料を無料にしろ」とかめちゃくちゃなことを言い始めた。パナマ運河はともかくスエズ運河は米国は懸絶にはほとんどタッチしていないというのに何を根拠に「ただにしろ」と言うんだろうか。なんでもただにすればいいってものじゃないだろう。「タダほど高いものはない」とも言うしなあ、・・(--〆)。
日本ブログ村へ(↓)