8日の日経平均株価は、現地7日の米株はNYダウが乱高下の末に3日続落したが、ナスダック総合指数は3日ぶりに反発、SOX(フィラデルフィア半導体株)指数も上昇したことから日本株は前日の大幅安の反動で日経平均がシカゴ日経平均先物の円建て清算値の3万2225円にサヤ寄せする格好で買いが入って午前10時49分には同2120円58銭高の3万3257円16銭を付けるなど反発、後場に入って戻り待ちの売りにやや上値が重くなる場面も見られたが、取引終了にかけて引き締まる格好となって前日比1876円00銭高の3万3012円58銭と4日ぶりに大幅反発した。TOPIX(東証株価指数)も同143.36ポイント高の2432.02ポイントと急伸。東証プライム市場の出来高は26億3771万株、売買代金は5兆4198億円。騰落銘柄数は値上がりが1621銘柄と全体の99%に達した一方、値下がりは12銘柄、変わらずは4銘柄だった。
8日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=147円台半ばで推移している。午前中は日本の長期金利が急上昇したことでドル売り・円買いが先行してドル・円の上値は重くなった。国内輸出企業による実需のドル売り・円買いも観測された。長期金利の上昇が一服したことでドル買いがやや強まるとドル・円は下げ渋ったが、積極的なドル買いは入らず上値は限定的だった。
今日の個別はどれも大幅反発、三菱重工、三菱UFJが10%台、トヨタとコマツが7%台、ホンダが6%台、パナソニックだけがちょっと低くてそれでも3%台だった。まあ投資家も底がどの辺りになるか注視しているんだろうけど3万円を割り込むことはないだろうということで買いが入ったのかもしれない。今後も乱高下があるだろうけどそうかと言って相場とはそういうものだから慌てても仕方がないだろう。トランプじいさん、関税戦争は血を吐きながら続けるマラソンみたいなものだが、「体力勝負だったら負けねえぞ」と言ったところだろうか。何しろ世界一の超巨大消費国米国だからなあ。それになんとか結果を出さないと中間選挙で負けてそうなると後はズルズル下がって終わってしまうでねえ。商売人らしいこの関税戦争だが、なかなか圧倒的な勝利を得るのは難しいだろう、・・(--〆)。
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