21日の日経平均株価は、始まりは現地20日の米株のうちでNYダウとナスダック総合指数が小幅反落した動きを受けて売りが先行、日経平均は午前9時の寄り付き時に同132円51銭安の3万7619円37銭を付けたが、その後は3月配当権利を取る買いに支えられ上げに転じるなど堅調に推移したが、上値が重く週末要因もあり取引終了にかけ下げ転換するなど不安定な値動きで前営業日比74円82銭安の3万7677円06銭と続落した。一方、TOPIX(東証株価指数)が同8.20ポイント高の2804.16ポイントと8日続伸。8連騰は24年1月15日以来の約1年2カ月ぶり。東証プライム市場の出来高は26億6469万株。売買代金は5兆9909億円と2月28日の6兆2116億円に次いで今年2番目の大きさとなった。騰落銘柄数は値上がりが757銘柄、値下がりは834銘柄、変わらずは46銘柄だった。
21日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=149円台半ばで推移している。朝方発表の2月全国消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回って一旦ドル売り・円買いが強まったが、その後は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りにより切り返した。日経平均株価が朝安後にプラス圏へ浮上したこともドル・円を支えた。午後は日経平均が伸び悩んだが、週末の持ち高調整の動きもあってドル・円は底堅く推移した。
週末の個別は、今後の緩やかな利上げが期待されることから三菱UFJが5%台と大きく買われた。パナソニックは小幅な上げ、コマツは変わらず、トヨタが1%台の下げ、ホンダと三菱重工は小幅に下げて引けている。日経平均は下落したが、トピックスは小幅ながら8連騰で市場は好調のようだ、・・(^_-)-☆。
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