10日前場の日経平均株価は、現地7日の米株がパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が講演で「不確実性が高まっているが米経済は引き続き好調」との見方を示したことが材料視されて反発、日本株もその流れを受けて始まりから買いが先行、日経平均は午前11時25分に同226円31銭高の3万7113円48銭を付けたが、その後伸び悩み商状から下げ転換する場面も見られたものの為替市場でドル・円が1ドル=147円台の半ば(前週末7日は147円67-68銭)と朝方の水準よりも円安方向に振れていることを支えに自動車株など輸出株を中心に堅調な値動きにつながったようで前週末比208円68銭高の3万7095円85銭、TOPIX(東証株価指数)も同5.95ポイント高の2714.54ポイントと反発した。後場の日経平均株価は前週末比210円程度高い3万7100円近辺にある。後場はやや売り優勢で取引を開始したが、足元では上げ幅を取り戻す方向で動いているようだ。東証プライム市場の出来高は7億8250万株、売買代金は1兆9337億円。騰落銘柄数は値上がりが944銘柄、値下がりは624銘柄、変わらずは69銘柄だった。
10日午後の東京市場でドル・円は小動きとなっていて147円60銭台でのもみ合いが続く。日経平均株価は自律反発も上海総合指数と香港ハンセン指数は大幅安となっていて円買いに振れやすい。一方で米10年債利回りは底堅く推移してドルは売りづらい面もある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円09銭から147円85銭、ユーロ・円は159円79銭から160円37銭、ユーロ・ドルは1.0830ドルから1.0870ドル。
週明けの個別は、トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、コマツが小幅な上昇、逆に三菱重工は6%台の下げ、パナソニックも1%台の下げで後場に入っている。三菱重工は利益確定かな。為替が円安方向に振れているので輸出企業中心に買われているというが、自動車がパッとしないのはトランプ関税のせいだろうか。米国のような世界最大の消費国で関税を上げてしまうと自分の首が締まってしまうんじゃないだろうか。トランプじいさん米国車を買えと日本に言っているようだが、それならまずは売れる車を作らんといかんだろう、・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
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