3月3日前場の日経平均株価は、現地2月28日の米株は米1月PCE(個人消費支出)デフレーターが前月比0.3%上昇して市場予想平均と一致、インフレ再燃への警戒感が後退し幅広い銘柄が買われたことから日本株も買いが先行したが、買い一巡後は半導体関連株が伸び悩んでドル・円相場が1ドル=150円台の前半と朝方の水準よりも円高方向に振れたこともあって上値が重く前週末比424円52銭高の3万7580円02銭と反発。TOPIX(東証株価指数)も同34.07ポイント高の2716.16ポイントと上昇した。寄り付き直後の午前9時0分には、日経平均は同564円86銭高の3万7720円36銭を付けた。東証プライム市場の出来高は8億7798万株、売買代金は2兆647億円。騰落銘柄数は値上がりが1331銘柄と8割を超えた一方、値下がりは272銘柄。変わらずは33銘柄だった。
東京午前のドル円は上値が重い展開。ドル円は朝方に一時151円台を回復する場面があったが、その後はウクライナ情勢への過度な警戒感が和らいだことからリスク回避のドル買いが後退して一時150.27付近まで下落した。ユーロドルは上昇。先週末にトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談が決裂したことを受けてユーロが売られて一時1.0360付近まで下落した。しかし週末に欧州連合(EU)首脳らがウクライナ支援強化を表明したことから東京午前ではユーロ買いが優勢となって一時1.0423付近まで強含んだ。ユーロ円は157.31付近まで上昇したあと上げ一服となり、一時156.50台まで押し戻された。
週明けの個別は日経平均が上げていることからすべてプラス、三菱重工が6%台、トヨタが3%台、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが1%台、コマツだけが小幅に値を上げている。米国大統領のトランプさんの政治はすべて己の利益優先のようになっているが、政治家ももちろん利益を考えることは大事なことだと思うが、何より大事なことは正か非かをしっかり判断することだろう。ウクライナのゼレンスキー大統領に「第3次世界大戦をもてあそんでいる」と非難していたが、第3次世界大戦をもてあそんでいるのはプースケだろう。非難する相手が間違っている。トランプさんとプースケは仲良しと言うが、仲がいいなら非を諭してやるべきだろう。金勘定だけで政治をしてはいけない、・・(;一_一)。
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