10日前場の日経平均株価は、現地7日の米株が米1月雇用統計の非農業分野の雇用者数が市場予想の平均に届かなかったことが嫌気されて続落、ナスダック総合指数は4日ぶりに反落したことで売りが先行、日経平均は午前9時8分に同180円70銭安の3万8606円32銭を付けるも売り一巡後は押し目を拾う動きから上げ転換する場面も見られたが、戻り待ちの売りに押された他に明日11日が建国記念日で休場となることもあって上値は重く前週末比40円06銭安の3万8746円96銭と、TOPIX(東証株価指数)も同7.41ポイント安の2729.82ポイントと続落した。東証プライム市場の出来高は10億2028万株、売買代金は2兆1564億円。騰落銘柄数は値上がりが758銘柄、値下がりは812銘柄、変わらずは68銘柄だった。後場の日経平均は前営業日と比較すると31.86円安の38755.16円と前引け値(38746.96円)と概ね同水準で取引を開始、ランチタイムの日経225先物はもみ合い推移で前場の日経平均は売りが先行したものの一時プラス圏に浮上する場面も見られたが、様子見ムードが強くて結局は前週末終値付近でもみ合う展開となっている。

 

10日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み151円80銭台でのもみ合い。日経平均株価はもみ合いだが、中国・香港株は堅調でアジア株高を好感した円売りに振れやすい。ただ米トランプ政権による貿易摩擦が警戒されて一段の円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円26銭から152円21銭、ユーロ・円は155円74銭から156円82銭、ユーロ・ドルは1.0286ドルから1.0318ドル。

 

週明けの個別は、コマツが1%台、トヨタが小幅に上げている他は下落、三菱重工が2%台、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックは小幅な下げ。いずれにしても米国市場とトランプ大統領の経済政策に注目と言うところだろう。世界がその一挙手、一投足に注目するトランプ大統領に比べると誰も見向きもしない日銀総裁などは吹けば飛ぶような存在ではある、・・(;一_一)。

 

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