2月3日前場の日経平均株価は、トランプ米大統領がカナダとメキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品には10%の追加関税を課す大統領令に署名して現地4日から課税が開始されるとのことで経済への影響を警戒してリスク回避姿勢が強まって午前9時24分には日経平均が同1118円11銭安の3万8454円38銭を付けるなど大幅な下落、売り一巡後は下げ幅を縮小する場面も見られたものの総じて弱い動きが続いて前週末比959円53銭安の3万8612円96銭と4日ぶりの大幅反落。TOPIX(東証株価指数)も同62.75ポイント安の2725.91ポイントと急反落した。東証プライム市場の出来高が11億9953万株、売買代金は2兆7282億円。騰落銘柄数は値上がり186銘柄にとどまった一方、値下がりが1426銘柄と9割に迫った。変わらず24銘柄だった。後場の午後2時すぎの日経平均株価は前週末比1110円程度安い3万8460円近辺で推移、後場も売り優勢で取引を開始したが、午後1時39分には同1160円44銭安の3万8412円05銭と今日の安値を付けてその後も安値圏でのもみ合い商状となっている。


3日午後の東京市場でドル・円は失速して155円40銭台に値を下げた。日経平均株価は前週末比1100円超安に下げ幅を拡大して日本株安を嫌気した円買いが主要通貨を下押し。一方でクロス円の下げは一服したが、安値圏でのもみ合いで戻りは鈍い。ここまでの取引レンジはドル・円は154円83銭から155円88銭、ユーロ・円は158円52銭から159円71銭、ユーロ・ドルは1.0211ドルから1.0270ドル。

 

週明けの個別もすべて大幅安でホンダが7%台、コマツが6%台、トヨタが5%台、パナソニックが4%台、三菱重工が3%台、三菱UFJが2%台でどれも大幅な下落のようだ。トランプ大統領もヤバいことをやりまくるようだ。米国だけが良ければいいというものでもなかろうし結局は各国から返り波が押し寄せて米国も水浸しってなことになるんだろうけどねえ。カナダとメキシコを取り込んで史上最大の国家を作るつもりかな、・・(;一_一)。

 

日本ブログ村へ(↓)