22日の日経平均株価はトランプ米大統領が就任して世界的に一律の関税を課すことや中国に対する引き上げについて強く言及しなかったことから関税引き上げによる米物価高騰への警戒感が後退して米株の上昇につながって日本株もその流れを受けて始まりから買いが先行、堅調に推移する中で日経平均は午後2時46分に同666円59銭高の3万9694円57銭まで上げ幅を広げたが、その後は高値圏で推移したものの明日23日から24日にかけて開催される日銀金融政策決定会合を前に上値が重かったようで前日比618円27銭高の3万9646円25銭と3日続急伸。TOPIX(東証株価指数)が同23.69ポイント高の2737.19ポイントと上昇した。東証プライム市場の出来高は17億5590万株、売買代金は4兆7106億円。騰落銘柄数は値上がりが1046銘柄、値下がりは514銘柄、変わらず82銘柄だった。

 

22日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=155円台後半で推移している。朝方にトランプ米大統領が2月から中国への追加関税を検討していると伝わったことでドル買い・円売りが先行。一巡後は日銀による追加利上げ観測を支えに円が買われて値を消す動きを見せた。国内輸入企業による実需のドル買い・円売りの他に日経平均株価の堅調推移を背景にしたリスクオンの動きにより切り返したが、終盤になって上値が重くなった。

 

週後半の個別は、三菱UFJとパナソニックが小幅に下げたが、コマツが2%台。トヨタ、三菱重工が1%台、ホンダは小幅ながら値を上げている。日銀の利上げ観測と言うが、どうなんだろう。能無しだからまた「当面は様子を見る」とか言ってスルーするんじゃないだろうか、・・(;一_一)。

 

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