15日の日経平均株価は、始まりは現地14日のSOX(フィラデルフィア半導体株)指数高を受けて買いが先行したが、これと言って材料のない中で現地15日には米12月CPI(消費者物価指数)が発表されることから様子見姿勢が強まったようでさらには能無しの植田日銀総裁は15日に都内での会合で23-24日の金融政策決定会合において「利上げを行うかどうか議論して判断する」と述べたことで日銀の利上げによる日米金利差の縮小が意識されてドル・円相場が円高方向に振れたことも重しとなって前日比29円72銭安の3万8444円58銭と小幅に5日続落。TOPIX(東証株価指数)は同8.23ポイント高の2690.81ポイントと5日ぶりに反発して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は16億2239万株、売買代金は3兆8740億円。騰落銘柄数は値上がりが864銘柄、値下がりは705銘柄、変わらず74銘柄だった。

 

15日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=157円台前半で推移している。今晩の米12月CPI(消費者物価指数)などを控えて見送りムードが強まって午前中は157円台後半でほぼ横ばい推移となった。午後になって日銀の能無し植田総裁が都内で開かれた全国地方銀行協会の会合で「来週の会合で利上げを行うかどうか議論する」などと述べたと伝わるとドル売り・円買いが強まって157円20銭近辺まで下落する場面があった。

 

週後半の個別はトヨタ、ホンダが小幅に下げたが、これは能無し日銀総裁の「利上げ検討」発言で円高に振れたことが原因だろう。三菱重工、コマツの機械系は1%台、三菱UFJも1%台、パナソニックは小幅に値を上げている。まあお上は政権の意地に汲々として経済どころではないし、日銀が相変わらず能無しで経済の足を引っ張っているので株価は何をおいても米国頼みだろう、・・(--〆)。

 

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