19日前場の日経平均株価は、現地18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を受けて利下げペース鈍化による金利の高止まりへの警戒感が高まってリスク回避姿勢からNYダウ・ナスダック総合指数がともに大幅に下落したことから日本株も売りが先行、日経平均は午前9時6分には同726円19銭安の3万8355円52銭を付けてその後リバウンド狙いから下げ渋る動きも見られたが、手がかり材料難から戻りは限られて前日比373円33銭安の3万8708円38銭と5日続落。TOPIX(東証株価指数)も同13.34ポイント安の2706.53ポイントと下落した。後場始まりの日経平均株価は前日比340円程度安い3万8740円近辺で推移しているようで能無し日本銀行は18-19日に開催した政策決定会合で無担保コールレートを0.25%程度と現状を維持することを決めたようで為替市場で1ドル=155円30銭台と円安方向に振れたことから後場は買い優勢でスタートして同200円程度まで下げ幅を縮小する場面も見られたようだ。東証プライム市場の出来高は12億1629万株、売買代金は2兆1394億円。騰落銘柄数は値上がりが645銘柄、値下がりが943銘柄、変わらずは54銘柄だった。
19日午後の東京市場でドル・円は上昇一服となって155円44銭まで強含んだ後は155円20銭付近にやや値を下げた。米10年債利回りの伸び悩みでドル買いは一旦収束したが、能無し日銀の追加利上げ見送りで円売り余地があってドルは下げづらい展開になっている。ここまでの取引レンジはドル・円は154円44銭から155円44銭、ユーロ・円は159円85銭から161円38銭、ユーロ・ドルは1.0347ドルから1.0390ドル。
週後半の個別前場の状況は三菱重工と三菱UFJが1%台と値を上げているが、ホンダ、パナソニックは1%台、トヨタとコマツは小幅に値を落としている。日銀が金利を据え置いたことから為替は円安方向に振れているが、能無し日銀は事なかれ主義のようだ。毎年毎年何十兆円も経済対策に使って何の効果も出ないということはお上や日銀が能がないことの証明だろう。困ったものではある、・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!。
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