29日の日経平均株価は、現地28日の米株が感謝祭で休場のため手がかり材料に乏しい中で始まりから円高の煽りを受けて売りが優勢、日経平均は午前9時52分に同362円09銭安の3万7986円97銭を付けたが、27、28日も心理的なフシ目の3万8000円を割り込む場面があって短期的な下値メドとして意識されたようだが、その後は戻りを試す展開も見られたが、今日は月末と週末が重なることから模様眺めムードが広がって上値の重い状況で取引を終えて前日比141円03銭安の3万8208円03銭、TOPIX(東証株価指数)が同6.57ポイント安の2680.71ポイントと反落した。東証プライム市場の出来高は16億2460万株、売買代金は3兆5973億円。騰落銘柄数は値上がりが663銘柄、値下がりは931銘柄、変わらずは49銘柄だった。
29日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=150円ちょうど近辺で推移している。朝方発表の11月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで日銀による追加利上げが意識されて円買いが先行した。米感謝祭のホリデーシーズンで商いが伸び悩む中で実質的な「5・10日(ごとうび)」に伴う実需の動きも加わってドル・円は下げ足を速めて一時150円を割り込んだ。その後は下げ渋ったが、月末の持ち高調整もあって上値は重かった。
週末の個別は、三菱UFJだけが1%台と値を上げたが、それ以外はすべて下落、トヨタとパナソニックが2%台、三菱重工とコマツが1%台、ホンダが小幅に下げている。米国市場が休場で売り買いの拠り所がなく円高に寄り切られた格好ではある。国内にはこれと言った材料はなく能無し日銀も模様眺めで日経平均は概ね3万8千円台から3万9千円辺りで動いているようだ、・・(一一")。
日本ブログ村へ(↓)