13日の日経平均株価は、現地12日の米株安を受けて朝方から売りが先行、弱含みで推移したが、後場に入って時間外取引で米株先物が下げ幅を拡大したことも意識されて手控えムードが強まる中で日経平均は午後2時42分に同775円83銭安の3万8600円26銭を付けるなど軟調な展開を強いられて前日比654円43銭安の3万8721円66銭と大幅に続落。TOPIX(東証株価指数)が同33.10ポイント安の2708.42ポイントと反落した。日経平均は5日以来、約1週間ぶりに終値ベースで心理的なフシ目の3万9000円を割り込んだ。東証プライム市場の出来高は23億3946万株、売買代金は4兆9077億円。騰落銘柄数は値上がりが587銘柄、値下がりは1012銘柄、変わらずは46銘柄だった。
13日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=155円台前半で推移している。午前中は国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが先行したが、日経平均株価の軟調推移を受けて積極的に上値を追う展開にはならずに心理的フシ目の155円ちょうどを突破できなかったことで目先の利益確定目的のドル売りが上値を抑えた。今晩の米国で米10月CPI(消費者物価指数)を控えて様子見ムードも強くて午後も上値の限られた展開が続いたが、時間外で米長期金利が上昇基調を強めたことからドル・円も上げ幅を拡大して155円台を回復した。
週半ばの個別は、ホンダが4%台、トヨタとコマツが2%台、三菱重工が1%台、三菱UFJが小幅と大方は下げたが、パナソニックだけが1%台と値を上げている。国内に材料のない状態で米株やら為替に連動して株価が動いているが、今後もこんな状態が続くだろう。また政治の流動化で補正予算やら来年度本予算がどうなるかによっても株価が動くだろうが、材料としてはいいものではないだろう、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
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