太平洋戦争中盤、日本はガダルカナル島争奪戦を中心とするソロモン諸島方面で米軍との消耗戦に巻き込まれて大量の航空機と搭乗員を失い工業生産力の差から損耗を補充出来ずに米軍に圧倒されたが、航空機の性能でも2千馬力級戦闘機用エンジンの開発に遅れを取って圧倒された、( ̄□ ̄;)!!(ーー;)(/o\)(○_○)!!。


工業生産力はどうにもならないが、戦闘機の性能向上に関してはやり様があったと思う。海軍は当時の主力戦闘機の零戦の武装強化やら防弾装備の追加やら機体強度の増加やら様々手を打って性能向上を目指したが、肝心のエンジン出力強化はしなかった。


零戦52型を出した時にエンジンを三菱の金星62型に換装してはという意見があったが、航続距離が減少すると却下している。この時にエンジンを三菱の金星62型に換装して機体の強化を実施して急降下制限速度を向上させると共に搭乗員と燃料タンクの防弾防漏装備をしてその重量増加分は20ミリ機銃を廃して13ミリ4門にする。さらには航続距離の減少も容認して長距離の場合は大型増槽でカバーする。


エンジン出力が大きくなれば速度や上昇性能は向上するだろうし運動性は初期の零戦よりは落ちるだろうが、米軍機よりは上だろう。また機銃も2種類の機銃で射撃するよりも1種類の機銃の方が命中させやすいだろう。局戦として使う機体は20ミリ機銃を残してもいい。こうしておけば速度や上昇力で何とか米軍のF6Fに対抗できただろう。それでも数で圧倒されただろうが、零戦の主力戦闘機としての立場は維持できただろう。


海軍は装備の増強やら追加ばかりに固執してエンジン出力の強化を怠っていたが、飛行機🛩️にしても車🚙にしても性能向上にはエンジンのパワーを上げるしかない。海軍は米軍に押しまくられて冷静さを失ってただひたすら武装装備の強化に走ったが、その点では陸軍の方が冷静だったかもしれない。


零戦52型は零戦が軽戦闘機から重戦闘機に生まれ変わった機体で重量が増加しているのでそれを補うパワーが必要だった。しかし負け戦が続いて冷静さを失っていた海軍は武装や装備の強化にばかり目が行ってエンジンの強化を放置した。これが零戦の寿命を縮めてしまったのは残念なことではある。しかしそうしたからと言って戦争に勝てたわけではないことは当然のことではある。零戦の寿命が少し伸びて局地的に若干有利な戦いができたという程度ではある、(○_○)!!( ̄□ ̄;)!!(ーー;)(/o\)\(゜ロ\)(/ロ゜)/。