20日の日経平均株価は、現地19日の米株が終値ベースでの史上最高値を更新した他にナスダック総合指数も大幅反発した動きを受けて買いが先行、日経平均は午前11時7分に同819円39銭高の3万7974円72銭と心理的なフシ目の3万8000円に迫ったが、日銀の金融政策決定会合では政策金利を0.25%程度とする現在の誘導目標を据え置いたことから通常取引終了後に予定されている植田和男総裁の会見を確認したいとして様子見ムードが広がり、また3連休を控えることからポジション調整の売りも出た模様で上げ幅を縮小して前日比568円58銭高の3万7723円91銭と大幅に3日続伸、TOPIX(東証株価指数)も同25.48ポイント高の2642.35ポイントと3日続けて上昇して東証プライム市場の出来高は23億5357万株、売買代金は5兆9244億円。騰落銘柄数は値上がりが1077銘柄、値下がりは504銘柄、変わらずは63銘柄だった。

 

20日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=142円台前半で推移している。午前中は国内輸出企業による実需のドル売り・円買いも観測されて上値の重い展開となった。日銀は金融政策決定会合で市場予想通り政策金利を据え置いたが、朝方の8月全国消費者物価指数(CPI)の伸びと併せて今後の追加利上げが意識されたこともあってドル売り・円買いが加速。ドル・円は一時142円を割り込んだ。午後は植田総裁の会見を前に様子見ムードが広がって142円台前半を軸にもみ合いとなった。

 

週末の個別は、三菱重工、三菱UFJの三菱グループが2%台と値を上げたが、トヨタ、ホンダ、コマツ、パナソニックは小幅に上げて引けている。まだ株価の乱高下が続いているが、上げる理由は米株高に円安、下げる理由は米株安に円高と相場が決まっているようだ。能無し日銀は何だかうだうだやっているが、まあ金利もそうそう上げられないだろう。当面は0.5%程度だろうか、・・(^_^)v。

 

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