18日の日経平均株価は、始まりの為替が前日から一転して円安方向に振れていることを支えにして輸出関連銘柄を中心に買いが先行、日経平均は午前9時15分に同471円85銭高の3万6675円07銭を付けたが、その後は上値の重い展開が続く中で現地18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果やその後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見を控えて手控えムードが広がる中で下げ転換する場面も見られるなど不安定な値動きだったが、前日比176円95銭高の3万6380円17銭、TOPIX(東証株価指数)が同9.61ポイント高の2565.37ポイントと3日ぶりに反発した。東証プライム市場の出来高は15億3192万株。売買代金は3兆4707億円と前週10日以来1週間ぶりに4兆円割れとなった。騰落銘柄数は値上がりが1190銘柄と7割を超えた一方で値下がりは413銘柄、変わらずは40銘柄だった。

 

18日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=141円台半ばで推移している。前日の米国時間にドル・円の戻りがやや急だったこともあって東京時間はドル売り・円買いが先行。FRB(米連邦準備制度理事会)による大幅利下げ観測も根強く今晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前にした持ち高調整の動きも上値を圧迫してドル・円は軟調に推移した。昼すぎにかけて下げは一服したものの日経平均株価が上げ幅を縮小したこともあって午後には141円20銭近辺まで下落する場面があった。

 

週中の個別は、為替が円安に振れたこともあってトヨタが3%台、ホンダが2%台など輸出企業中心に値を上げている。コマツはほぼ2%、パナソニックは小幅に上げた半面三菱重工は2%の下落、三菱UFJも小幅に値を下げている。三菱重工の下落はH‐2Aロケット49号機の打ち上げ2回延期のせいだろうか。ちょっと違うだろうな、・・(一一")。

 

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