12日の日経平均株価は、現地11日の米株が上昇した流れを受けて日本株も朝方から買いが先行、買い一巡後は戻り待ちの売りに押される場面も見られたが、後場に入って為替がドルやユーロに対して円安方向に振れたことをきっかけに上げ幅を拡大、日経平均は午後2時54分に同1282円44銭高の3万6902円21銭を付けてその後も高値圏で推移して終値ベースの上げ幅は8月6日、同16日に次ぐ今年3番目となって前日比1213円50銭高の3万6833円27銭と8日ぶりに大幅反発、TOPIX(東証株価指数)が同61.83ポイント高の2592.50ポイントと7日ぶりに上昇して取引を終えた。東証プライム市場の出来高は18億6465万株、売買代金は4兆2134億円。騰落銘柄数は値上がりが1550銘柄と9割を超える一方で値下がりは77銘柄。変わらずは16銘柄だった。
12日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=142円台後半で推移している。日経平均株価の大幅高スタートを受けてリスクオンのドル買い・円売りが先行して一時143円ちょうどに急接近したが、日銀の田村直樹審議委員のタカ派寄りの発言が聞かれると円買いがやや優勢となった。142円台半ばで下げ止まった後はもみ合ったが、昼すぎからは再びドル買い・円売りが強まりドル・円は持ち直しの動きをみせた。
週後半の個別は日経平均と同様に大きく上げている。三菱重工が5%台、円安に押されてトヨタとホンダが3%台、三菱UFJとコマツが2%台、パナソニックが1%台とすべて値を上げている。円安が輸出企業中心に追い風となったようだが、相変わらず投資家も付和雷同売り買いの状況で落ち着いて相場を見るという状況ではないようだ。でも相場と言うのはそういうものかもしれない、・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
日本ブログ村へ(↓)